◆ 子供を中心とした家族のための心のクリニックです。
◆ ゆっくりとお話をうかがい、診断や治療について丁寧に説明いたします。
◆ 治療の中心は、症状や悩みについてお話をして考える、精神療法です。
◆ 説明と同意に基づいて、最小限の薬物療法を行います。
診察の流れ
まずはお話をうかがい、現在の心身の状態を評価します。現在の状態に対して、今後予想されること、それに対しての対策や可能な治療の説明をいたします。
精神療法
当院で行っている治療の中心は支持的精神療法です。患者さんとお話をする中で、今何ができて何ができないかを考えていきます。「できることを無理せずにやっていきましょう」と、不安で自信のない状態を精神的に支持していく治療法です。
公式の精神分析療法や認知行動療法は行っておりませんが、いろいろな治療技法を折衷的に取り入れております。患者さんの精神状態に合わせて、いわばオーダーメイドの精神療法を提供していきたいと思います。
薬物療法
お薬は治療のために役立つことが多いですが、それだけで治すものではありません。副作用や依存性の危険もあります。
それぞれの薬の効用と副作用について、十分説明した上でシンプルで最小限の薬物療法をめざしていきます。
すでに他の病院などでお薬が処方されている場合には、それらが現在の状態に合っているか検討し、なるべくシンプルで少ないお薬での治療にしていきます。
心理検査
発達面の状態や心理面の特徴を調べるために、心理検査を行うことがあります。火曜日に臨床心理士が検査を行っております。治療のための評価として行いますので、検査のみの受診はできません。検査を行う必要性については診療の中で主治医が判断いたします。発達・知能検査と、人格検査があります。
発達・知能検査:知的な発達のレベルや特徴を調べる検査です。田中・ビネー式知能検査、WISC-IV、WAIS-IIIなどがあります。
人格検査:心理・人格面での特徴を調べる検査です。ロールシャッハテスト、バウムテスト、風景構成法、SCTなどがあります。
診断書について
行われた診療所見に基づいて診断書を発行することができます。費用は自費になります。
各種資格の為など精神障害がないことを証明する診断書には対応しておりません。
当院で対応できないこと
以下のようなことには当院では対応できません。他の医療機関等への紹介などにて対応させていただきます。
◆ 身体的に重篤な方や救急車での受診はできません。待合室で順番をお待ちいただいての診療になります。
◆ 精神的に混乱の大きい方。専門の精神医療機関などに紹介させていただきます。
◆ 他の患者様への迷惑行為などのある方。診療をお断りすることがありますのでご了承ください。
具体的な受診の方法については、診療案内をごらんください。